2020年の台風13号が発生して日本提案の名前「クジラ」となりました。
- 台風13号「クジラ」の名前の由来は?
- どうやって名前をつけているの?
- 他にはどんな名前があるの?
台風が発生して台風の情報を見ると、台風に名前が書いてあって知っている単語やおもしろい単語だと、どうしてそんな名前なんだろう?と不思議に思っていました。
特に今回の台風13号だと、なんで「クジラ」?とか日本が提案した名前が使われていると変に感じます(笑)
ということで2020年台風13号の名前の由来について調べてみました。
そして日本提案の台風の名前リストもまとめました!
台風の名づけ方は?
そもそもどうやって名前を付けているのかというと、2000年から北西太平洋または南シナ海にある領域内で発生した台風に、加盟国が提案した名前を付けることになりました。
14ヵ国が10個ずつ名前を提案していて、合計で140個から決められた順番に名前が付けられています。140番まで回ったらまた1番に戻ります。
大きな災害をもたらした台風の名前は使用しないように変更されることがあるそうです。
それぞれの文化で馴染みのある名前を付けていくことでお互いの文化の理解を深めるというような目的で利用しているようです!
確かに変わった名前がついていると気になりますね!
例えば「セーパット」って名前の台風はマレーシアの淡水魚の名前なんだ~と知ると、他の国の文化への興味も湧きますよね!
台風13号「クジラ」の由来
台風13号で140個うちの75番目にある「クジラ」です!
日本が提案した台風の名前は星座の名前が由来になってます。なので「クジラ」もくじら座からつけられています。
くじら座とは
「くじら座」は晩秋の頃から南の空に見える星座で、普段イメージしているくじらとはちょっと違ってギリシア神話に出てくる化けクジラになってます。
星座の名前にした理由は、
- 比較的に利害関係が生まれにくく中立的なものである
- 空と関係していて親しまれている
- 文字数が多すぎない、発音がしやすい
- 他の国や地域に害するような意味がない
というような理由があるそうです。
いろいろな条件から名前を決めるとなると大変ですね。日本は「星座」というテーマで統一性もあってなかなか良いのかもしれないですね。
日本提案の台風リスト
140個中10個あるので台風14個おきに日本提案の台風の名前になります。
5年くらいで一巡する感じに台風が発生しているようですので「クジラ」が次に名付けられるのは2025年くらいになるのではないでしょうか。
それでは、日本の提案した台風の10個のリストを見てみましょう。数字は全140番のうちの何番目かになってます。
呼名 | カタカナ名 | 由来 | |
5 | Koinu | コイヌ | こいぬ座 |
19 | Yagi | ヤギ | やぎ座 |
33 | Usagi | ウサギ | うさぎ座 |
47 | Kajiki | カジキ | かじき座 |
61 | Kammuri | カンムリ | かんむり座 |
75 | Kujira | クジラ | クジラ座 |
89 | Koguma | コグマ | こぐま座 |
103 | Kompasu | コンパス | コンパス座 |
117 | Tokage | トカゲ | とかげ座 |
131 | Yamaneko | ヤマネコ | やまねこ座 |
あんまり日本でも馴染みのない感じの星座もありますね!
かじき座なんてはじめて聞きました(笑)
まとめ
いかがでしたか?
2020年の台風13号「クジラ」の由来と日本提案のリストをまとめました!
日本は星座オンリーですが、他の国は統一テーマが特にない感じに付けられていますね。人の名前や土地の名前、神の名前もあります。14ヵ国で付ける前のもとは人の名前を付けていたそうです。
こうやって名前に注目していると「あ、星座だから日本の番が来たんだな~」って思ったりもできますね!
台風の多い時期が来ても、名前を知ることで台風にも少し愛着が湧いたりしませんか?(笑)
最後までお読みいただき、ありがとうございました!